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深海研究の歩みと世界に対する日本の役割

海洋科学技術センターは昭和46年の発足から海中作業実験、深海生物や海底の地殻活動などの深海調査研究を行ってきました。最近では、日本海で沈没したロシアタンカー「ナホトカ号」や、太平洋戦争で撃沈された学童疎開船「対馬丸」の調査などにも活躍しました。

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「平成5年北海道南西沖地震」により奥尻海嶺にできた亀裂(水深約1560m)

 

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平成9年 無人探査機により「ナホトカ号」の沈没船体と重油の流出状況が調査された。(水深約2500m)

 

新しい深海掘削計画は、ODPとの間でIODP*(国際統合深海掘削計画・仮称)を構築し、国際協力の下に運営していきます。21世紀に向けて、地球温暖化や地震などの問題に率先して取り組み、必要な方策を国際社会に提言していくことは、海洋国日本の役割でもあります。

*Interated Ocean Drilling Program

 

深海掘削計画の歴史

1961

米国のカス1号により、最初の深海掘削が行われる。

1968

グローマーチャレンジャー号が就航、深海掘削計画(DSDP)が始まる。

プレートテクトニクスの実証

1975

日、仏、英、ソ、西独の参加、

国際プロジェクト(IPOD)がスタート。

1985

ジョイデス・レゾリューション号の就航、

国際深海掘削計画(ODP)がスタート。

現在

ODP参加国が22ヶ国を超える。

恐竜絶滅の原因とされる小天体の衝突を実証するなど、地球科学史を塗り替える輝かしい成果を上げている。

 

問い含わせ先

海洋科学技術センター 深海掘削プログラム準備室

〒237-0061 神奈川県横須賀市夏島町2-15

TEL.0468-67-3477

FAX.0468-66-5541

ホームページhttp://www.Jamstec.go.jp./jamstec-j/OD21/

 

 

 

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