(2)運用体制
石油・ガス存在域を含む大深度掘削を主目的とする地球深部探査船(ライザー掘削船)と、海底下表層部の多数地点の掘削を主目的とした従来型科学掘削船(米国が運用責任機関)の2船体制とし、統一された科学計画のもとで相互補完しつつ最大限の成果を上げることとします。
運営組織についても、ODP既存組織と連携した効率的な運営組織とし(図53)、2船をあわせた運用費を日、米、その他の参加国が利用割合に応じて分担します(図54)。
同時に、コア及びデータの保管・解析施設を含む陸上運用施設を整備します(図55)。