2.3 サウザンプトン海洋センター(イギリス・サウザンプトン)訪問調査
2.3.1 一般事項
(a) 日時
平成10年7月13日(月)
(b) 場所
サウザンプトン海洋センター
(SOC ; Southampton Oceanography Centre)
Empress Dock Southampton SO143ZH, UK
(c) 面談者
Prof. John G. Shepherd Director of SOC
Dr. Gwyn Griffiths Head of Ocean Technology Department, SOC
Dr. W. J. Gould Director of WOCE office
Mr. Colin Pelton Head of External Affairs, SOC
Mr. Peter Challenor Head of Satellite Remote Sensing, SOC
Miss Jo Knight Secretary of External Affairs, SOC
(JAMSTEC調査員)
特任参事 藤井 弘道
企画部 主任 西村 成一
<同伴者>
ロンドンジャパンシップセンター所長
(海洋科学技術センター元主幹) 岩井 芳郎 氏
2.3.2 調査
(a) 調査の概要
(1) 予め受け取っていたスケジュールに従って、説明等が行われることとなる。まず、Dr. W. J. Gouldが、世界海洋循環観測計画(WOCE)の概要と現状について説明した。
これは、当方が観測ブイについて聞きたいと言っていたからであろうが、やや科学的専門的になったので、途中で我々はエンジニアであるので簡略にしてもらった。
(2) 次いで、Dr. Grifiths氏より、自律型無人潜水機である「Autosub」について1997年12月のフロリダ沖での19時間、110km海実験結果の説明並びに1998年7/8月バーミューダ沖での200km海、500m深度実験を行ったとの報告があった。
(Autosubの試験概要及び要目は表2.3-1、表2.3-2に示す。)
(3) 研究所は大学の共同利用施設としての役割も重要で、学生らしき10名程を含めてJAMSTECの概要説明は別室のセミナー室で行われることとなり、藤井特任参事が30分ほどOHPとスライドを用いてこれを行った。特に、新しい大型観測船「みらい」と平成10年度予算化された「AUV」には関心を寄せていたようである。
(4) その後、新AUVの主たるミッションや燃料電池メーカー、最近のディジタルカメラについての質問があった。