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さらに、この秋に予定しているSOC主催の「水中無人機研究会(AUVS)」に「かいこう」の論文を出して欲しいとの話があった。また、来年も計画しているので、担当者の名前を教えて欲しいと依頼された。この秋は急なので無理であるが、今後の連絡者については後日回答することとした。(藤田海洋技術研究部長が連絡先となった。)

(5) 施設見学は、国際課長Pelton氏が案内してくれた。岸壁には、調査船「Discovery」(主要目は表2.3-3参照)が接岸していた。この船は、5年程前にジャンボしたが、JAMSTECの2、3の調査船に比べると随分小さいと言う。岸壁は250m位ある立派なもので、この敷地は昔の伝統的なサウザンプトン港のコンテナヤードが新しい場所に移転したので、その跡地に3年前にこのSOCの建物が新築されたとのことである。NERCとサウザンプトン大学との合併で設立、96年4月正式オープンしたもので、それまではDeacon Labo.と称していた。また、岸壁の物置き場には、サイドスキャンソーナや無人機のテスト用艇体が置いてあった。(図2.3-1)

 

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図2.3-1 Autosubのテスト艇体写真

 

 

 

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