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図2.2-2 6,000m級無人潜水機「Victor」(1997年報より抜粋)

 

(4) IFREMERは3,000m級有人潜水船「Cyana」、6,000m級有人潜水船「Nautile」の2隻を所有している。3,000m級有人潜水船「Cyana」は1971年建造されたが、今までに数年間にも及ぶ仕様の変更(改良)が施され、現在でも活躍中である。「Cyana」、「Nautile」とも現在までにそれぞれ1,500回の潜航が行われ、「Nautile」は2,000回の潜航後には大幅なオーバーホールが必要である。

(5) 自律型無人潜水機試験機「SIRENE」(Sous-marin d'Intervention Robotise Europeen Navigant avec Exactitude)は、フランス、ポルトガル、ドイツの3国によるECコミッション国際共同技術試験機(1997年製造)である。「SIRENE」は音響リモートタイプのAUV(自律型無人潜水機試験機)である。最大使用深度4,500m、全長4.2m、全幅1.4m、全高2.5m、空中重量4トン、形状は「かいこう」のランチャーの様な形をしている。形状や2次蓄電池、航法装置、スラスタなどいろいろと試作しながら試行錯誤を行っているとのことで、何か試験の最中に不具合が発生すればそのつど改良をしていく趣旨の技術試験機である。(付録I OMAE'98における興味深い発表の概要-「水中シャトルSIRENEの制御」参照)

(6) センターからは新たに竣工された「みらい」、「かいれい」に関する情報およびミッション等に関する情報が渡され、「みらい」の全長等細かなスペック等質問があった。

 

 

 

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