4. 考察
4-1. シンポジウムのまとめ
東京シンポジウムにおける開催概要(p.191〜192)にもあるように、全シンポジウムで出された海洋汚染とその原因の現状、そして対策については、神戸シンポジウムで片寄俊秀氏が提示した図2.5.1(p.138)にほぼ含まれる。
全会場の講師の守備範囲を図4.1.に大雑把にまとめてみたが、立場もフィールドも多様で、多彩な顔ぶれであった。
全シンポジウムのまとめは、東京シンポジウムで小倉紀雄氏が総括(p.192〜196)した通りである。
以上のように、今回のシンポジウム開催を通して、ざっとながら全国の陸からの海洋汚染問題の現状と対策、今後のあり方の方向性が把握できたかと思われる。