第2節:
バラスト水管理及び寄港国への報告の必要性説明
手順及び必須記録の必要性説明
第3節: 船上バラスト水アレンジメント
船舶バラスト運用容量概要
第4節: 安全性検討
船舶が一定の条件下にある場合の、バラスト管理選択肢の選択において生ずる可能性がある問題の列挙
第5節: 船上バラスト管理手順
制約等を含んだ、適切かつ安全性を確信した、個々のバラスト運用手順(段階を追ったもの)
第6節: バラスト水サンプリングポイント
寄港国職員のサンプル採取時に、乗組員が助力することを可能とする、サンプリング及びアクセスポイントを表示した図表
第7節: 乗組員の訓練・習熟
乗組員が必要とするバラスト水処理又は交換関連資料を探すための指標
第8節:
指名されたバラスト水管理士官任務
船舶、貿易、乗組員等の特性による任務
第9節: バラスト水報告書・運用日誌形式
検疫職員が要求する情報のガイドとして役立つ形式例示
第10節: IMO総会決議A.868(20)
第11節:
既存バラスト水管理国家・地方検疫要件要旨
定期的に見直し・最新化されるべき情報・要求の表示
2.5 作業部会は、ICS及びINTERTANKOが当該計画モデルを開発したことに感謝の意を表明し、かつ、当該モデルを、個々のバラスト水管理計画作成のための有用な手段として承認した。
2.6
作業部会は、バラスト水管理計画に関する詳細な指針リストを策定すべきこと、また、それらをコードの付録/付属に含むべきことに同意した。
バラスト水処理・希釈方法
2.7 ブラジルは、M/V LAVRAS船上で実施した、最近開発された油運搬船のためのバラスト水交換方策についての本船サイズ実験の結果(MEPC
42/8/3、MEPC 42/INF.14‐技術報告書2
)を提出した。
当該実験結果により、これらの実験が成功裏に終了したこと、安全な交換方法であること、バラスト水の90%が交換されたこと、また、サンプル分析結果により、水生種除去についてこの方法の有効性が確認されたことが証明された。
作業部会は、バラスト水管理関連コード案の中の代替方策として、この希釈方法を含めることで合意した。