人身事故の状況
(1)海難によらない乗船者の人身事故〔資料4〕
海難におらない乗船者の人身事故は764人で、平成9年に比べ121人減少しました。このうち309人が、死亡・行方不明となっており、、平成9年に比べ4人減少しました。事故種類別にみると、負傷が302人(うち、死亡・行方不明32人)最も多くなっており、次いで病気190人(うち死亡・行方不明63人)海中転落176人(うち.死亡・行方不明147人)となっています。
(2)海浜事故等〔資料4〕
イ 海洋レジャーに係る海浜事故等は740人で、前年に比べ55人減少しました。このうち321人が、死亡または行方不明となっており、前年に比べ18人減少しました。
事故種類別にみると、遊泳中が276人(うち、死亡・行方不明164人)と最も多く、次いで磯釣り中が174人(うち死亡・行方不明81人)となっています。
口 その他の海浜事故等
その他の海浜事等は987人で、前年に比べ102人増加しました。このうち802人が死亡・行方不明となっており、前年に比べ88人増加しました。
事故種類別にみると、自殺が621人(うち死亡。行方不明、560人)と最も多く、次いで岸壁からの転落256人(うち死亡・行方不明177人)となっています。
(3)人身事故全体としては微減傾向にあるものの、このうち船舶海難によらない乗船者の人身事故については減少傾向、海浜事故については、平成7年以降増加の傾向となっています。〔資料7〕
資料4 平成10年人身事故発生状況(速報)

資料5 要救助船舶の用途別隻数の推移

船首船底に亀裂の入ったプレジャーボート

資料6 総トン数1,000トン以上の要救助船舶の割合の推移(台風及び異常気象下のもを除く。)

資料7 人身事故者数の推移

資料8 事故事例
○要救助船舶

○人身事故
