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 平成10年度 通常総会開く

 (社)日本海難防止協会は、平成10年度通常総会を5月22日午前、東京・平河町の海運ビルで開き、平成9年度事業報告と同決算報告、平成10年度事業計画案と同収支予算案および役員の選任等の6議案を審議し、それぞれ提案どおり議決して閉会した。また、同会場で引き続き創立40周年記念祝賀会を開いた。


総会には多くの関係者が出席した

総  会

 総会の成立

 総会は午前11時、事務局(秋山総務部長)の開会の言葉で幕を開けた。
 次に事務局から会議の構成の出席状況「正会員総数54人中、委任状を含めて53人が出席している」旨の報告があり総会の成立を宣した。
 会議次第にしたがい、最初に寺井会長があいさつ「当協会は本年8月1日をもって、創立40周年を迎えることになりました。この間、会員のみなさまはじめ関係官民の方々の絶大なご支援とご協力により今日の地歩を固めることができました。あらためてご関係のみなさまに感謝申しあげます。創立40周年を契機として、海上交通の安全と海洋環境の保全のため一層の努力を重ねてまいりますので今後ともお力添えをお願い申しあげます」と述べた。
 続いて同会長から、昨年度中に変更のあった理事について「増井義己さん、中澤次男さん、宇津見育郎さん、奥西勝さんから本会理事を辞任したい旨の申し出がありました。定款により理事会を開催して、その後任に四宮勲さん、川村赳さん、濱嶋吉治さん、富田長治さんがそれぞれ選任され就任されましたのでご了承願います」と報告し、了承を得た。

 議長の選出

 次に議長の選任に入り、海上保安協会会長の野村一彦氏を議長に選出して議事を進めた。  
 議長就任挨拶に続いて、議事録署名人に日本水路協会常務理事の山崎浩二さんと全日本船舶職員協会専務理事の川村赳さんを指名して審議に入った。

 議案審議

 第1号議案「平成9年度事業報告」と第2号議案「平成9年度決算報告」は関連があるので一括審議とし、西山専務理事から配布資料に基づき詳細な説明があった。(平成9年度事業報告については「海と安全」4月号参照)。
 なお、事業と予算に年度途中で増加があったが、これについては、昨年の総会でそういう場合には会長に一任願うことの承認を得ていたのでご了承願いたい旨報告があった。
 次いで、赤澤壽男監事が両議案にかかわる監査結果について「適正かつ正確に処理されている」と報告のあと、両議案を報告どおり議決した。
 第3号議案「平成10年度事業計画」第4号議案「平成10年度収支予算」を一括審議とし、西山専務理事が、10年度の補助事業・助成事業・国際活動基金・受託事業の内容、収支予算について説明した。

 

 

 

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