＜検討事項＞
イ．（泊〜阿嘉〜座間味)
那覇港／泊埠頭、阿嘉島／阿嘉港、座間味島／座間味港、それぞれの陸上作業員は、安全靴・安全帽を着用していたが、本船側の船首配置と船尾配置の乗組員は安全帽を着用していなかった。旅客乗下船用の移動式人道橋（タラップ）を操作する際、足が車輪に挟まれたりする危険が予想される。作業を安全に行うための服装は、安全管理の基本的事項である。(復航時の係留作業では、船長の指示により安全帽の着用がなされた。)
ロ．（泊〜真泊〜渡名喜）
那覇港／泊埠頭、久米島／真泊、渡名喜島／渡名喜、それぞれの陸上作業員は、安全靴・安全帽を着用していたが、本船側の船首配置と船尾配置の乗組員は安全帽を着用していなかった。旅客乗下船用の移動式人道橋（タラップ）を操作する際、足が車輪に挟まれたりする危険が予想される。作業を安全に行うための服装は、安全管理の基本的事項である。(復航時の係留作業では、船長の指示により安全帽の着用がなされた。)
ハ．（宇品〜呉〜高浜〜三津浜）
規程は雛形に沿ったもので、会社機構上との表現に多少疑問を感ずる個所が2〜3個所あり指摘した。(例えば3名いる運航管理者代理の任免・職務権限・分担等不明)
運航基準図(船橋前面添付)が小型でかつ複写の繰り返しか判然としないので再製が必要である。海図を使用していたが基準図の転記は不十分と見られた。
