15. 作業計画とBLG 4の仮議題
一般
15.1 当小委員会は、MSC 68が当小委員会の作業計画に以下の新たな項目を含めたことを銘記した。
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優先度 |
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項目 |
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完了までの会合数 |
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低 |
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極地航行コードの策定 |
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2回 |
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高 |
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BCHコード、IBCコード及びIGCコードの
貨物ホースの連携 |
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2回 |
15.2 極地航行コードの策定についての作業計画項目については、当小委員会はさらに、MSC
69がBLG 3に対し本件をBLG 4の仮議題に含めるよう指示することで合意したことを銘記した。
15.3 当小委員会はまた、MEPC
41が以下の新たな作業計画項目を含めたことを銘記した。
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優先度 |
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項目 |
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完了目標期日/完了までの会合数 |
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高 |
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油タンカーについてのMARPOL 附属書I
第13G規則の見直し |
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1998年 |
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高 |
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ハイドロバランス・ローディング |
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1998年 |
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低 |
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MARPOL 73/78のFPSOs及びFSUsへの適用 |
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2回 |
15.4 当小委員会はさらに、MEPC
41が「MARPOL 73/78のFPSOs及びFSUsへの適用」の新たな作業計画項目を含めるにあたって、多くの浮体式生産・貯蔵及び荷卸施設(FPSOs)ならびに浮体式貯蔵施設(FSUs)が過去数年で著しく増加し、UNCEDアジェンダ21の予防的取り組み及び決議MEPC.67(37)に従ってそれらの及ぼしうる影響をさらに検討することが重要であると銘記して当小委員会にこの問題の技術面について以下の委託項目の下取り扱うよう指示したことを銘記した。
.1 MARPOL附属書Iの諸規則のうちFPSOs及びFSUsに適用可能なものを、それら規則の承認された解釈を含めて特定する。
.2 適用不可能な規則と関連解釈を特定する。
.3 適用性が不明な規則を特定し、そのような適用の不確かさの特質にしたがって勧告を作成する。
15.5 何人かの代表が現在優先度が低く設定されている「MARPOL
73/78のFPSOs及びFSUsへの適用」に高い優先度をおくべきとの意見を持つことから、当小委員会はMEPC
42に対し本件の優先度を再検討するよう招請することを決定した。
運営及び作業方法についてのガイドラインの修正
15.6 当小委員会は、MSC 68及びMEPC
39が、委員会及び下部組織の運営ならびに作業方法についての改正ガイドライン(MSC/Circ.816及びMEPC/Circ.331)を採択したことを知らされた。当該改正ガイドラインは、特に小委員会が用いるべき議題管理の手順を規定し、さらに文書提出についての以下のような新規定も含んでいる。
.1 文書及び基本文書に対するコメント文書は小委員会の開会に先立ち12週間前までに、また4ページ以内の文書は6週間前までに事務局が受領したもののみが処理される。
.2 仮議題に選ばれていない作業計画項目に関する情報文書は、議題項目「その他の事項」の下提出することができる。
また、MSC 69が適用の中で得られた経験に照らして当該ガイドラインの適用について討議し、議長に対しMEPC議長及び事務局の諮問の下、関連するガイドライン改正案をMEPC及びMSCでの審議のため提出するよう求めることで合意した。ことも通知された。
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