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附属書IIの編集上及び本質的な改正

 

6.55 MARPOL附属書IIの見直しについての前通信部会長であるMrs. M.C. Tiemens-Idzingaは、BLG 2が以下のような内容を含む文書をさらなる審議のため準備するとのオランダの申し出を受け入れたことを想起した。

 .1 BLG 2で合意に至った事項とこれに伴う脚注番号の振り直し

 .2 規則の十進採番システム化

 .3 「運送を認証された」と「運送する」の表現の特定

 

6.56 修正版は前の版には反映されていなかった現行附属書IIの二つの部分をを含んでいることが指摘された。これらを含めるというような詳細な指示はなんらなかったが、これらは修正版の第15規則パラグラフ2及び第6章のパラグラフ7に見られる。

 

6.57 検討の結果、当小委員会は当該修正版は2種類の脚注、すなわち、最終案文の統合部分に起因する脚注と、通信部会により特定され当小委員会でさらに審議すべきとされた本質的な改正提案に関する脚注を持つと銘記した。

 

6.58 当小委員会は、提案通り現行の第15規則とP&A基準の第2章パラグラフ2.2を規則に編入することに同意した。

 

6.59 当小委員会は、第1規則にある定義の順番を、たとえば、「高粘性」と「低粘性」というような互いに関係ある定義を一緒にして置くという半アルファベット順とすることに合意した。

 

6.60 当小委員会は修正附属書II本文を概ね承認し、将来の討議のベースとすべきことで合意した。

 

6.61 当小委員会は修正附属書II本文中の脚注を一つずつ審議し、annex 3に示す合意に達した。

 

6.62 当小委員会はBLG 2の会期中にオランダが「運送する」、「運送を認証された」、「運送することができる」及び「運送のために指定された」といった表現の使用をすべて明確にして、将来の審議で使えるようにすると申し出たことを想起した。この結果、文書BLG 3/6付録3に示されるように、その文書の39ページ上の各表記を「運送を認証された」に変えることで合意した。

 

6.63 オランダ代表は今期会合での合意事項を編入して附属書II見直しのための修正基本文書を準備すると申し出た。この申し出は第14規則を視覚化するためのいくつかのシナリオ案を含む。

 

 

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