説明的覚書及び暫定ガイドラインについての更なる作業
5.8 当小委員会は、作業部会による今会期でのMARPOL附属書I新・第[19]規則についての説明的覚書作成と、油タンカーの設計及び構造代替手段承認暫定ガイドラインの新規則に伴い必要となる改変点についての作業の進展を銘記し、ドイツ*による調整の下に以下の委託事項で通信部会を設置することに合意した。
.1 BLG 2以来の進展及びBLG 3の間に成し遂げられた作業(作業部会の報告書パート1(BLG
3/WP.3)及びパート2(会合後速やかに発行される))を考慮して事故時の流出挙動についてのMARPOL附属書I新・第[19]規則提案を補足する説明的覚書案作成作業をさらに進める。
.2 特に載貨重量5,000トン未満のタンカーについて附属書I新・第[19]規則案について確認するために必要な計算を実施する。
.3 附属書I新・第[19]規則案の下でのOBOsに対する処遇をさらに検討する。
.4 油タンカーの設計及び構造代替手段承認暫定ガイドライン(決議MEPC.66(37))改正案を新規則提案の観点から更なる審議のために準備する。(当該規則以外の理由による改正の必要性とは別に行う。)
.5 BLG 4に会期間作業の結果についての報告書を提出する。
作業部会の報告書パート2
5.9 当小委員会は、作業部会が報告書(パート1)を準備するときまでに達成した仕事に加え、週を通して未決定の事項について作業を継続することに合意したことを銘記した。ここでの審議の結果についての報告書(パート2)は作業部会長によりBLG
3後まもなく提出されるため、通信部会はこれを会期間作業のためのベースとして利用できるであろう。
項目の表題の変更
5.10 MARPOL附属書I第22〜24規則の見直し作業は実質的に終了しており、MARPOL附属書I第[19]規則に関する作業が依然必要であることから、当小委員会はこの項目の表題を「油流出分析のための確率論に関する問題」に変更することを決め、MEPCに対しこれを追認するよう求めた。
*Ms. Anneliese E. Jost, Dipl. -Ing.
Naval Architect
Ship Safety Division
Germanischer Lloyd
PO Box 111606
D-20416 Hamburg
Germany
Tel: 040 36 14 9(0)-635
Fax: 040 36 14 92 00
e-mail: jt@hamburg.germanlloyd.de
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