5.4 当小委員会は、BLG 3/WP.3Annex 1に示される新・第[19]規則案−事故時の流出挙動−については、載貨重量5,000トン未満のタンカーに採用すべき指数(規則案のパラグラフ(3)(a)に鉤括弧で示す。)を確認すること、また、新規則をOBOsに適用することにより起こりうる問題を十分に検討することを条件として、原則的に合意した。これらの仕事はしたがって会期間に行われ、BLG
4で最終下のため再議される。
5.5 上記の決定にもかかわらず、当小委員会は新・第[19]規則案を現在起案部会により準備が進められている新・MARPOL附属書I案文に編入することを決めた。
5.6 当小委員会はMARPOL附属書I第13F規則(3)の流出に関する規定、MARPOL附属書I第13F規則(5)に関する暫定ガイドライン及び附属書I第[19]規則案は将来、挙動に基づく単一の基準として結合されるべきとする作業部会の見方を銘記したが、その達成に先立って更なる技術開発と研究が必要とした。
5.7 米国代表は、附属書I第[19]規則提案及び新造タンカーの保護水準を測定するために平均油流出量を用いることを支持した。しかしながら、米国はMARPOL附属書I第13F規則及びタンカーの二重船穀にかわるすべての代替方策について、自国の立場を保留すると述べ、附属書I第13F規則の下で建造され米国に就航するタンカーは二重船穀でなければならないとの立場を繰り返し述べた。