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5. 油流出分析のための確立論を考慮したMARPOL附属書I第22〜24規則の見直し

 

5.1 BLG 2がその会期中に設置した作業部会の報告(BLG 2/WP.4)を審議して、当該作業部会が会期中を通して作業を継続し、部会長が書面にした報告を今期会合に提出するであろうことを銘記し、米国が調整する通信部会を設置して会期間に作業を進めるべきと決定したことを、当小委員会は想起した。

 

5.2 当小委員会は、当該作業部会の報告(BLG 3/5)、通信部会の報告(BLG 3/5/1)及び米国提出文書(BLG 3/5/2及びBLG 3/INF.14。新造二重船殻タンカーに対する貨物タンクの大きさと配置パラメーターの提案及び一連の二重船殻タンカーの油流出分析について)をそれぞれ簡単に審議し、K. Michel氏(米国)を部会長として再度作業部会を設置、以下を指示した。

 .1 当小委員会が準備中の改正MARPOL附属書Iに含めるための新・第[19]規則提案を今期会合で最終化することを目指し、文書BLG 3/5、BLG 3/5/1、BLG 3/5/2及びBLG 3/INF.14を全体会議で出されたコメントとともに詳細に審議する。

 .2 事故時の流出挙動についてのMARPOL附属書I第[19]規則提案を補足する説明的覚書作成作業を継続し、次期会合での最終化に向け会期間に通信部会によりこの作業を継続することの要否を全体会議に勧告、もし必要となれば全体会議で承認を受けるために通信部会への委託事項案を用意する。

 .3 MARPOL附属書I第13F規則下の油タンカーの設計及び構造代替手段承認暫定ガイドライン(決議MEPC.66(37))見直し案の対象範囲を審議する。

 .4 使える時間を通じて作業し、その成果の報告書(パート1)を1998年7月9日(木)までに全体会議に提出し、作業部会長による詳細な報告書(パート2)を今期会合終了後できるだけ早期にまとめBLG 4に提出、通信部会が設置されるなら、これにも送る。

 

5.3 当小委員会は作業部会の報告書(パート1)を受け、これを概ね承認し、以下のパラグラフに示される具体的な決定を下した。

 

 

 

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