DSCの結果
3.6 当委員会は、DSCがその第40回期の会合において下した海洋汚染物質を定義するための基準から腐敗を削除するという決定が銘記されたことを想起した。当委員会は又、E&T作業部会が9月に会合し、1999年1月のDSC
4で承認を受けるべく再構成されるIMDGコードに含まれるべき海洋汚染物質の最終本文を準備し、そのために、腐敗の削除提案に対する当委員会の支持が求められていることを銘記した。
3.7 ノルウェー代表は、海洋汚染物質の定義のための基準から腐敗を除くならば、海洋環境は適切に保護され得ないであろうことを述べた。この見解は2ヶ国の代表に支持されたが、他の代表は、これらの視点は既に適切な小委員会及び作業部会における様々な議論の中で検討が尽くされたと考えた。
3.8 結果として、当委員会はMARPOL 73/78附属書IIIの付録に含まれる容器に収めた有害物質の特定のための指針から腐敗についての基準を削除するというDSCによる提案を承認することに原則的に同意した。
3.9 しかしながら、当委員会はこの決定の中でMARPOL
73/78附属書IIIの付録の改正案文は、このような決定による影響が当該提案の最終的検討に先立って表れるなら、MEPC
42において承認のための観点から検討できるようにすることを認識した。