
【輸送上の注意】
1.火薬類取締法および同施行規則に従うこと。
2.運搬の技術上の基準(令第11条〜17条)には積載方法、混載の禁止、運搬方法、標識などが決められている。
【危険有害性の分類】
1.爆発性物質。
【危険性】
◇危険性…
火災4(危険甚大要避難)
◆規格・法規◆
【規格】
◇既存化学物質No…対象外
◇輸出統計品目No…3602.00-000
◇輸入統計品目No…3602.00-000
【適用法規】
◇火薬類取締法…第2条爆薬
(爆破薬E,区分1.1Dのもの)
◇国連番号…0241(爆破薬E)クラス1.1D
◇IMDG…(P.1120)クラス1.1D旅客禁止
◇ICAO/IATA…クラス1.1D積載禁止
◇危規則…第3条危険物告示別表第1火薬類A一上(B)・下(2)/禁止
◇航空法…積載禁止
◇港則法…施行規則第12条危険物告示火薬類
(爆破薬E,区分1.5Dのもの)
◇国連番号…0332(爆破薬E)クラス1.5D
◇IMDG…(P.1120)クラス1.5D旅客禁止
◇ICAO/IATA…クラス1.5D積載禁止
◇危規則…第3条危険物告示別表第1火薬類C一上(B)・下(2)/禁止
◇航空法…積載禁止
◇港則法…施行規則第12条危険物告示火薬類
◆概説◆
【概説】 1958年M.A.CookとH.E.Farnamが発明、大別して二つの形体がある。一つは、水溶性の爆薬やアルミを鋭感剤とし、これに硝安、水にゴム、小麦粉、架橋剤としてホウ酸塩などを用いてゲル状にした爆薬で
ある。従来のダイナマイトにかわる新しいタイプの爆薬で、熱、衝撃に対して鋭感であり、製造、運搬、取り扱いおよび消費上安全なものである。TNTや
細断した無煙火薬など火薬類を含む系統と、これらを全く含まない系統とがある。
もう一つは、ここ2、3年来上市されはじめたもので、エマルション爆薬と称される爆薬で、世界でも日、米、スウェーデンでだされているものである。
過飽和硝安水溶液を乳化剤で油相中に微粒子に分散させ、ガラスマイクロバルーンなどを混合した含水爆薬で、雷管起爆性を持たせたもの。性能的には、前
述のものとほぼ同様であるが、爆速が速いのが特徴である。また含水爆薬にもかかわらず、ダイナマイト同様の紙巻きの薬包ができる特徴がある。
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