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4) 底曳網(餌料曳網)

a) 操業時期:周年
b) 操業時間:5〜15時頃
c) 出漁漁船:約30隻、4〜6t、乗組員1〜2人
d) 出漁判断:風速10m/s
e) 操業海域:師崎水道、中山水道
f) 漁場までの航行ルート:操業海域へ直航する。
g) 行動パターン:

? 曳網時間・回数:約2時間、3〜4回/1日
? 投・揚網時間:投網5〜10分、揚網20〜30分
? 曳網方向・速力:決まっていない。2〜3ノット
? 網の大きさ:250〜300m

(3) 情報入手(現況および将来の希望)について

1) 無線設備の設置状況

? 漁業無線(27MHz):全船
? ラジオ:一部
? 船舶電話:一部
? 携帯電話:ほぼ全船
? VHF・FAX:なし

2) 現在の管制信号所の提供情報の利用状況

余り利用していない。巨大船の入航予定については保安部へ電話による問い合わせている。また、気象情報について気象台へ電話による問い合わせている。

3) 必要な航行安全情報

航行安全情報 入手方法
巨大船の航路入航予定 漁協経由、FAX
気象海象の情報 ラジオ放送

(4) 危険遭遇状況等について

1) 危険な状況等

伊勢湾東側で2そう曳きを行っているとき、一般船がつっこんでくる。避航が困難なため危険な状況になる。

2) 避航するための所要時間(漁具の収容等)

シラス2そう曳き:約1時間

(5) 伊良湖水道周辺の問題点について

外国船に無法船が多い。中山水道の浚渫が終わると大型船の航行が増えることが予想される。

 

 

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