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[データ採取例]

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ここで付けられるタイムタグは、計測機器内部でのデータ処理等による時間遅れ(レイテンシー)を考慮したもので、各データが実際に採取されて時間が表示される。

(気中部計測部のデジタルカメラからの画像データも、データ取得にかかるレイテンシーを事前に明らかにしておく必要がある。)

よって、気中部の計測に用いるデジタルカメラの画像データのシステムに保存されるフォーマットは、データ処理用PCからの「タイムタグ+画像データ」となる。また、調査ユニットは、1岸壁毎にデータを収集していくため、1回の計測で得られたデータセットのヘッダーには、その計測に関する情報を持ち、保存処理、解析処理等の処理は、このヘッダーを持つデータセット毎に行い、データ全体の管理は、調査作業対象エリアを「プロジェクト」として位置付け、対象埠頭、対象岸壁といった改装でデータを管理する。

 

 

 

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