日本財団 図書館


138-1.gif

 

野田 富(のだ とめる)(大13.7.13生・香川県坂出市)

会社に勤務する傍ら、また退職後も自治会長、坂出市地区衛生組織連合会副会長等として環境衛生の向上、地域環境の美化等を実践し、地域社会の振興発展に貢献された。

1] 坂出市は古くから港町等として経済、文化の発展に寄与し、また初めて本州と四国を結んだ瀬戸大橋(小島・坂出ルート)の四国側の玄関口でもあり、市としては環境衛生の向上、市内の美化は重要なテーマの一つとなっている。

昭和44年以来、氏は休日を返上して住民と地域の活性化のために労を厭わず、住民のリーダーとなって地域環境の美化活動を続けている。

2] 坂出市林田校区単位自治会長として住民の相談役、世話役として活動し、また、地区内の河川や家庭排水路清掃作業の実施、ゴミステーション管理活動の推進に尽力している。

毎月第3日曜日には、古紙の分別収集活動に積極的に取り組んで、地域ぐるみのクリーン運動を実施し、資源の有効利用と環境美化に貢献している。

3] 昭和54年から林田校区連合自治会長、坂出市地区衛生組織連合会副会長等として、林田運動公園・総社神社・綾川の清掃を行い、地区の集会所前に花を植えるなど、清潔で住みよい花と緑にあふれた町づくり運動、ゴミの減量化・資源有効利用運動の推進等に、住民を指導しまた協力を得て地域環境の美化に努めている。

4] 昭和61年以来、香川県地区衛生組織連合会常任理事、同副会長等として、県内にある地区衛生組織43支部の指導育成を図り、県内の生活環境と公衆衛生思想の普及向上に尽力している。

特にゴミ減量化では、ゴミ収集用ポリ袋の斡旋、分別収集の実践、空き缶・たばこの吸い殻等の散乱ゴミ対策等、ゴミの減量化と適正処理の推進に尽力している。

5] 昭和46年以来、林田地区交通安全推進協議会長を務め、高齢者や子供たちを多発する交通事故から守るため積極的に交通安全に取り組み、スクールゾーンの点検と整備、自転車の乗り方教室の開催等を計画的に実施して、交通事故防止に努めるなど、地域住民のための奉仕活動に余念がない。

日夜、明るく住みよい地域社会づくりに取り組み、住民の意向を先取りした形で貢献している。

((社)全国地区衛生組織連合会推薦)

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION