大沼 眞弓子(おおぬま まゆこ)(昭9.1.25生・富山県小矢部市)
多年にわたり小矢部市連合婦人会会長、富山県婦人会副会長等として、母親活動、婦人会活動等を通して青少年の健全育成と高齢化社会への対応、明るく住みよいふる里づくり等に貢献された。
1] 青少年健全育成運動の推進
昭和56年から、小矢部市母親クラブ連合会会長や民生児童委員等として、愛の一声運動街頭パトロール、親子交流活動、にっこり交通安全運動、父子家庭の1日お母さん等の運動を展開し、地域ぐるみの青少年の健全育成運動に尽力した。また、市内14地区婦人会をまとめてリーダー研修会や婦人意見発表大会などを開催し、婦人会活動の推進を図った。
2] 高齢化社会への対応
昭和58年から、一人暮らし老人・寝たきり老人宅の家庭訪問をしたり、敬老会・敬姑会の活動を推進し、また、敬老の日に独居老人宅の慰問、歳末には養護施設慰問を行うなど地域の老人福祉の充実に努めた。
3] 健康と環境への取組
平成元年から、小矢部市連合婦人会会長等として、婦人スポーツ大会の実施、成人病予防検診への協力、いきいきおやべ健康週間の推進、各種体育祭への協力など地域の健康増進運動を進めた。
行政との密接な連携のもとに、ゴミの減量化と資源リサイクル活動に取り組んだ。学習会を開きチラシで広報するなどして、市民の意識の向上に努めた。資源の回収は年間、古新聞等400トン、段ボール30トン、アルミ缶1トン等にも達している。また、花いっぱい運動やふれあいフェスティバル、メルヘン祭りを企画し、明るいふる里づくりを推進した。
4] その他
平成4年に26の婦人団体をまとめて小矢部市女性団体連絡協議会を設立、初代会長として「男女共同社会を考える集い」を毎年開催するなど、婦人団体の有機的な活動の推進を図っている。また小矢部市社会教育委員、富山県立大学運営協議会委員等として社会教育等に幅広く貢献している。
(富山県教育委員会推薦)