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源田 俊昭(げんだ しゅんしょう)(昭17.6.20生・栃木県足利市)

多年にわたり保育園園長として関係団体の要職を歴任して保育事業の向上発展に尽力するほか、保護司として青少年の社会教育の充実に尽力するなど、地域社会の福祉向上に貢献された。

1] 昭和41年から15年間の教員生活を経て同56年天台宗龍泉寺住職となり、足利市の先駆的な役割を担い昭和2年祖父の代から開設されている龍泉寺保育園園長に就任した。現在まで保育の発展に数々の功績を残すとともに、県下約130の民間保育園があり61団体が加盟している栃木県私立保育園連盟の副会長として、民間保育園相互の親睦をはかり密接な連絡を取って、運営の向上・保育の進歩を図る活動を継続している。

また、足利市26ヶ所の保育園の代表が集まって設置した足利市保育研究会の会長として、保育のレベルアップ研修の開催、保育園相互の意見交換活動に尽力している。

2] 昭和58年宇都宮保護観察所保護司に委嘱されて以来、保護観察下におかれた人達への面接・相談をはじめ家庭生活上の問題解決に向けて尽力し、現在も足利市内の2名については月4回の家庭訪問、また那須町の施設には月2回の訪問を続け、問題発生時には的確に対応している。

3] 昭和58年に民間組織で開設された「足利いのちの電話」では、毎週月曜〜土曜の午後1時から9時まで、延べ90名の相談員が交代で対応しているが、相談委員長として相談員の研修・悩みの解決に努めた。この実績を評価されて、平成4年には栃木いのちの電話評議委員に就任し、多発する青少年の諸問題や生活全般の相談事業の充実に尽力している。

4] 少年時代ボーイスカウト活動をしていたことから22歳より指導員として運動に参加し、昭和54年からはボーイスカウト栃木県連盟理事を続け、現在も足利市第1団支部委員長として月3回の定例会に参加し、青少年健全育成の普及・実践に貢献している。

(栃木県推薦)

 

 

 

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