多年にわたり青少年指導員、子ども会育成会をはじめ各種団体の要職を歴任し、率先して青少年育成活動の活性化や非行化防止に努めるなど、青少年の健全育成に貢献された。
1] 地域全体で青少年の育成問題に取り組もうと、早くから地域住民を対象とした愛の声がけ運動・愛のパトロール等を率先して実践するとともに、高校生の非行化防止には町内の高校だけでなく、町内に居住し他市町の高校に通学している高校生の親をも含む組織化の推進を図り、青少年の健全育成に取り組んだ。
昭和47年4月、志布志町子ども全育成連絡協議会(現在83の地域子ども会で構成)の運営委員となり、オリエンテーリング大会、町内史跡めぐり・ふるさと寒中歩こう大会、林間サマースクール等さまざまな企画を提言して実践し、町子ども会の活性化と育成に大きな成果を挙げた。
2] 昭和48年4月志布志町青少年指導員(現・会長)となり、以来、卓越した識見と指導力をもって30名の指導員を取りまとめ、青少年の健全育成に関する事業の立案から実施まで活発に取り組んでいるが、その活動ぶりが注目されて、県内各市町における指導員会の設置促進と拡大に大きな役割を果たした。特に行政や警察、関係団体、地域住民と連携して、健全な青少年を育てる運動推進委員会を組織し、会員全員に推進委員証を発行して青少年育成に対する意識の定着を図った。
また有害図書や衛生避妊器具等の自動販売機の完全排除などを実施、さらには鹿児島県青少年育成推進指導員を18年間にわたって務めるなど、県域にわたる青少年育成活動を実践した。
3] 平成7年からは町青少年研修実行委員会委員として、氏が中心となり毎年高校生5名を米国へ派遣する海外研修、小学生40名を福岡玄海少年自然の家や阿蘇青年の家などに派遣する国内研修等の企画運営に活躍している。
(鹿児島県推薦)