南里 久敏(なんり ひさとし)(大14.11.1生・福岡県糟屋郡宇美町)
福岡県宇美町において、多年にわたり青少年補導員、青少年育成アドバイザー、また指導者として活躍するとともに、幾多の要職を歴任して、非行化防止と青少年の健全育成に貢献された。
1] 昭和47年から12年間にわたり福岡県宇美町の社会教育委員・体育指導委員となり、社会教育、特に青少年の育成指導と社会体育の普及振興に努めるとともに、町子ども会育成会の理事として10年間子ども会の育成指導を行い、さらには東福岡警察署の青少年補導員として青少年の非行化防止に尽力した。
また、同51年福岡県四王寺県民の森緑の少年団発足以来、指導員として子どもたちが自然に親しみ、自然を守り、自然を愛する、心豊かな人間性と健康で明るい社会人に育つことを願って実践活動を継続する一方、宇美町体育協会役員として青少年のスポーツの振興に寄与している。
2] 昭和52年以来、福岡県青少年育成県民会議の青少年育成運動推進指導員として未設置であった町民会議の組織化に活躍、平成10年3月に宇美町青少年育成町民会議を結成し発足させた。また、県民会議健全育成部会委員として青少年リーダー養成のため、昭和59年以来10回にわたりリーダー・指導者として参加し少年の野外研修を指導、平成9年に21回目を実施した県民マラソン大会の競技委員長としても多年その運営にあたっている。
3] 昭和54年から福岡県青少年育成アドバイザーとなり、地域活動の活性化のため青少年への助言・相談・指導を行うとともに、アドバイザーの会の副会長として健全な会の運営に努めている。また、青少年育成指導員として地域の青少年の野外活動等を指導している。
4] 青少年の育成活動以外にも、保護司として犯罪青少年の保護更生に努め、宇美町の教育ボランティアとして小学校の生活学習の指導、自然と文化財を守る会及び山の会(青少年登山部)会長、さらには県の事業である「コレーガ福岡'96、'97」の企画に参加、また平成10年度は県青少年国際村事業の企画運営委員として参画するなど、幅広く地域社会に貢献している。
(福岡県推薦)