東 文雄(あずま ふみお)(大11.5.4生・広島県広島市)
広島市において、多年にわたり地域青少年の健全育成活動関係団体の要職を歴任して活躍するとともに、社会福祉の増進にも傾注し、明るく住みよい社会づくりに貢献された。
1] 昭和50年4月、会社勤務の傍ら広島市吉島地区青少年健全育成連絡協議会(現・吉島東地区)の会長になり、以来、地域住民の青少年問題に対する共通の理解を深めるとともに、地域ぐるみで健全な育成を図るために尽力し、同56年中区の同協議会会長、平成3年広島市の同協議会副会長を歴任し、同8年からは会長として、優れた指導力を発揮して全市レベルで積極的に活動している。
同8年テレホンクラブ規制の県条例改正署名運動に際しては、地域環境の浄化と青少年の非行化防止のため率先して活躍した。また同9年、登校中の児童生徒が暴行を受けることを憂慮し、市民総ぐるみで子供たちの安全確保を図る「こども110番の家」を設置することとなり、関係機関の協力を得て、店舗や家庭への協力要請、14000枚のステッカーの作成配布等の先頭に立って活動し、大きな成果を上げた。
2] 昭和50年4月以来、吉島学区社会福祉協議会(現・吉島東学区)の副会長、会長に、また同59年からは中区社会福祉協議会の監事、理事として、地域社会の福祉増進のため、福祉の町づくり活動やコミュニティ行事等を企画実施の中核となり積極的に推進している。
3] 昭和49年以来、吉島新町一丁目町内会会長を務め、380世帯・約1000名をとりまとめ青少年育成、福祉、公衆衛生等の各種奉仕活動を実践している。
また同年以来、地域環境の保全に対する意識の高揚を図る吉島学区公衆衛生推進協議会の役員、相談役として、各種大会・研修会へ参加するとともに散乱ゴミ追放キャンペーン、平和公園清掃、地域内の清掃活動等を継続している。
(広島市推薦)