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多年にわたり地域に根ざしたボーイスカウト運動の普及発展に努めるとともに、地域社会教育活動の推進役として活躍するなど、青少年の健全育成と地域文化の振興に貢献された。

1] 戦後の荒廃した社会情勢の中にあって、青少年の健全育成には学校教育・家庭教育とともに社会教育、なかでも地域に根ざしたボーイスカウト運動が最適との認識に立ち、昭和24年4月滋賀県能登川町に日本ボーイスカウト滋賀連盟神崎第1団をボーイ隊副長となって発足させ、以来同58年まで団の指導者としてまた団委員長として活躍、約300名の子どもたちの健全育成に寄与した。

2] 昭和59年4月居住する地域青少年の育成と地域への奉仕活動のため、安土町に滋賀連盟蒲生第2団を発団させて団員の指導にあたり、現在は団委員長として最年少のビーバー隊からローバー隊まで約100名の団員の育成に励んでいる。また鈴鹿地区の副委員長として同地区10団(712名)の活動の充実に尽くし、キャンポリー、凧揚げ大会、さらには指導者研修会等を活発に開催している。

さらに平成元年以来、日本ボーイスカウト滋賀連盟の名誉会議議員として、同県内のスカウト運動の円滑な運営と普及振興に努めている。

3] ボーイスカウト運動を通じて青少年の健全育成に力量を発揮する一方、昭和63年4月から平成8年3月まで安土町公民館館長を務め、地域社会教育団体の指導や青少年・成人・婦人等の社会教育活動の進展に尽くしている。また、同6年4月から4年間、安土時代の織田信長に代表される安土町の歴史等を伝える文芸の里の運営委員となり、織田信長の館、セミナリヨ館、パイプオルガン、マルエイ運動場等の運営管理にあたるなど、地域文化の継承と振興にも貢献している。

(滋賀県教育委員会推薦)

 

 

 

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