松本 典久(まつもと のりひさ)(昭18.12.13生・長野県大町市)
昭和57年に長野県大町市の剣道スポーツ少年団長になって以来、国際的視野に立った団員の育成と後進の指導を積極的に実践するなど、青少年の健全育成に貢献された。
1] 昭和57年大町市少年剣道クラブ(現・大町市おおまち剣道スポーツ少年団)の団長になり、以来、他の団体から模範組織と注目される活発な活動の推進役として地域青少年の健全育成に努める一方、同市スポーツ少年団の役員(副本部長、平成8年〜本部長)、県スポーツ少年団の代議員、委員、競技活動部会員等を歴任して、全県的な視野でスポーツ少年団活動の普及振興に寄与している。
2] 昭和61年に行われた日独スポーツ少年団同時交流事業でサッカーなど各種目16名の大町市受入や、平成7年のドイツスポーツ少年団指導者6名の受入等に際しては、市本部役員として企画実施に活躍した。また、国際的視野に立った少年団員の育成のため、ドイツヘ少年団員15名派遣、韓国・アトランタ・長野オリンピックユースキャンプヘの団員派遣、さらに指導者2名を中国へ派遣した。
3] 平成元年鹿児島で開催された全国スポーツ少年大会に引率指導者として参加、同2年の全国スポーツ少年団剣道交流大会に長野県チームの監督として選手7名の引率指導にあたるなど、指導者として積極的に活動している。
自らの活動とともに後継者・指導者の育成にも力を入れ、昭和62年には日本スポーツ少年団育成認定員資格を得て、少年スポーツ指導員として認定指導者養成講習会の講師となり活躍、一方、自己啓発のため北信越ブロック指導者研修会等に積極的に参加している。
4] 多年にわたる指導実績を認められて、長野県スポーツ少年団競技別交流大会の剣道に関し企画立案から運営に携わるなど、関係者からも信頼される指導者として高く評価されている。
地域住民の信望も厚く、15年にわたり大町地区防犯協会の役員を務める一方、平成10年に開催された長野オリンピックの白馬会場で8日間、駐車場整理にボランティアとして協力している。
(長野県教育委員会推薦)