小山 貞榮(こやま さだえい)(昭15.8.2生・新潟県中頸城郡柿崎町)
昭和38年新潟県柿崎町において地域子ども会の育成に尽力して以来、関係団体の要職を歴任し子ども会活動の充実と組織の拡充を積極的に推進するなど、青少年の健全育成に貢献された。
1] 高校在学中から地区少年団のジュニアリーダーとして活躍し、昭和38年勤務の傍ら柿崎町上下浜青年団副団長になって以来、地域における子ども会の組織充実と育成、指導体制の確立に努め、特に、指導者の担当制と指導技術の向上に尽力して、子ども会活動の内容の充実と組織の発展を図った。
2] 昭和54年4月発足の柿崎町子ども会連絡協議会設立に尽力し、理事として町内各地域の指導助言に精力的に取り組み、平成2年会長に就任してからは中学生・高校生リーダーの養成とジュニアリーダークラブの組織化を推進して、指導育成体制の確立に努めた。
3] 地区組織である上越地区子ども会連絡協議会の発足に尽力して昭和62年4月設立とともに理事、平成7年以来会長として同地区3市3郡の子ども会活動の充実強化を図り、ジュニアリーダーの養成に積極的に取り組む一方、同6年には同地区内3町による頚北地区の連絡協議会を結成させて、子ども会相互の連携強化に活躍している。
4] 平成4年新潟県子ども会連絡協議会理事(平10〜副会長)となり、同8年総会の柿崎町誘致と開催、また、創立20周年記念事業実行委員、関東甲信越靜地区子ども会ジュニアリーダー大会実行委員などを歴任、会則・安全会規約の見直しと改正に意欲的にあたるとともに、指導と運営体制の整備に傾注している。
同9年度の最重点事業である「県中学生高校生リーダー交歓・研究協議会」の企画立案、開催の責任者として統率力を発揮し、10月に関山町の国立妙高高原少年の家で開催した会合を成功させた。
5] 氏は、子ども会活動の発展に努めるとともに、柿崎町の公民館運営審議委員(副委員長)、社会教育委員、青少年問題対策委員会委員、心の教育振興会議副委員長等を歴任、さらには町・地区・県PTAの要職を務めるなど、同町の社会教育、スポーツ、文化の充実と発展にも寄与している。
(新潟県教育委員会推薦)