半井 清夫(なからい すがお)(昭6.6.13生・茨城県久慈郡金砂郷町)
教員生活の傍ら昭和40年に地域スポーツ少年団を設立させて以来、多年にわたり社会体育の振興発展と住民の体力づくりに尽力するなど、スポーツを通じ青少年の育成に貢献された。
1] 昭和40年金砂村(現・金砂郷町)の小学校で教鞭をとる傍ら、青少年の健全育成を目的に誉田・久米ソフトボールスポーツ少年団を設立させ、以来30年余にわたって指導を続けている。同少年団は村では初めての単位団であったが、氏のスポーツの振興と青少年の育成に対する熱心な指導が実を結び、いまでは単位団は11団に増え約300名の少年少女がスポーツ活動をしている。
2] 昭和40年から6年間、常陸太田市の体育指導委員・同体育協会陸上競技部副部長として社会体育の振興発展に努め、特に体育の日の記念行事として企画した市民ロードレース大会は現在も続けられており、23回目を迎えた平成9年は小・中・高校生・青年・成人など約1000名が参加する規模に発展し、スポーツを通した親睦と交流を深めている。
3] 昭和53年からはスポーツ担当の社会教育主事として金砂村地域のスポーツの振興と村民の体力向上に尽くし、同61年に体力つくり優秀市町村として受賞する基盤づくりをした。
同60年頃からは生涯スポーツの普及に意を注ぎ、なかでもターゲット・バードゴルフには率先してコースを作り、署名を集めて公認コースとさせるなどの積極的な活動を続け、全国スポーツレクリエーション大会には金砂村から5名の選手を送り出している。
また、体力づくりの基礎は歩くことにあるとして、金砂郷町歩く会の事務局長になり地域住民に呼びかけて、毎月百数十名と“歩き”を通じて体力向上に励んでいる。
(茨城県教育委員会推薦)