高橋 長人(たかはし ながと)(昭4.4.6生･宮城県本吉郡志津川町)
多年にわたる教員生活の識見を生かし、宮城県志津川町において地域スポーツの振興、青少年の非行化防止活動等を率先実践し、青少年の健全育成に貢献された。
1] 保健体育の教師であったことから、志津川町の体育指導員となりボランティアで約30年間にわたり町民の健康づくりに努めていた。退職後の平成元年11月志津川町スポーツ振興審議委員、同2年6月からは審議委員会長として委員6名のとりまとめ役となり、町のスポーツ行事や事業の諮問、地域スポーツの振興と普及、明るい社会づくりを推進している。
毎年夏休み期間中の行事として、地区ごとに開催する小学生の野球大会や少女フットベースボールの指導普及に尽くし、自らも本浜地区チームの監督を務めまた審判を行うなど、スポーツを通じて青少年の健全育成に努めている。
2] 平成4年宮城県警察本部･防犯協会連合会の少年警察協助員となり、以来、地域青少年の非行化防止のため学校と警察のパイプ役として積極的に学校訪問をし、地域や学校での青少年の生活実態について、教職員や児童生徒との情報交換を続けている。また、小学校の道徳教育の授業に部外講師として招かれて、町の成り立ちや史蹟名所、昔の生活、町の発展に尽力した人物などを紹介し、児童生徒の郷土に対する知識の伸長に尽力している。
3] 温厚な人柄で、教員時代には父兄や生徒に信頼され生徒指導部長として活躍していたが、現在でも教え子や地域の父母から子供の悩み、育て方等について相談を受け、親身になって指導している。
また、青少年の非行化防止のため、地区の少年補導員等に呼びかけ率先してパトロールし、愛の一声をかける街頭活動、少年のナイフ犯罪の防止や中･高校生の薬物乱用防止キャンペーン活動等にも取り組んでいる。
(宮城県推薦)
