西村 操(にしむら みさお)(昭4.9.28生・青森県八戸市)
八戸市において、多年にわたり地域の防犯活動や青少年の非行化防止に積極的に取り組み、問題青少年の早期発見と補導、社会環境の浄化に努めるなど、青少年の健全育成に貢献された。
1] 勤務の傍ら、昭和44年から地域の防犯活動に取り組んで地区13町内の巡回を春、夏、年末に実施、同47年6月から12年間にわたり八戸市根城・田面木地区連合防犯協会部長として、各種会合に出席して防犯意識の啓発に努めるとともに会の活性化を図り、明るい環境づくりと地域の安全のために尽くした。
同46年八戸市少年補導員となり、毎月2〜3回午後7時から10時まで主に同市三日町、十三日町、長横町など、繁華街のゲームセンター、パチンコ店や公園等の青少年が集まる場所を中心とする巡回を献身的に実践して、問題青少年の早期発見、早期補導に努めている。
2] 昭和48年八戸市根城・田面木地区青少年生活指導協議会の役員となり、毎月定例会を開催して小中学校や子ども会等各種団体と、青少年育成活動について活発な意見交換や2ヶ月に1回程度地区内を巡視して、公園や通学路の街灯の点検を行っている。また、同63年からは青森県青少年健全育成推進員として、町内会やPTA、子ども会等の各種会議に出席し青少年健全育成青森県民活動の趣旨の徹底を図るとともに、青少年に有害な図書類の関係業者等に対する自粛要請活動、刃物店への少年に対するナイフの販売防止協力依頼を行うなど、社会環境浄化にも積極的に対処している。
3] 昭和57年以来、保育園理事、地区の子ども会の世話役として子どもたちの安全を願い、毎年4回の交通安全運動週間には、地区の通学路の交差点や学校前等で児童に対する交通安全の指導を、率先して行っている。また、4月、9月の2回あいさつ運動を実施しており、実施月には毎週1回地区の街頭に立って、児童に対して「おはようございます。」等の声かけを継続している。
(青森県教育委員会推薦)