日本財団 図書館


青少年の育成・スポーツの振興

 

多年にわたり青少年の健全育成・非行化防止等又はスポーツの振興に顕著な貢献をされた方々(32件)

 

036-1.gif

 

対馬 良秋(つしま よしあき)(大10.9.12生・北海道登別市)

多年にわたり地域子ども会活動の指導や海洋少年団活動を活発に推進するとともに、地域ボランティア活動、さらには関係団体の要職を歴任して、青少年の健全育成に貢献された。

1] 昭和38年4月室蘭市中島町の中島第1町内会だるま子ども会の会長となり、率先して町内の清掃や休み期間中の諸行事への参加等、子どもたちの健やかな成長を願って育成活動を続けた。

同41年4月からは室蘭海洋少年団(当時団員12名、現在35名)の指導者として手旗信号、水泳、カッター訓練等の海洋訓練指導に励み、47年8月同市で海洋少年団北海道大会が開催された際には、準備や運営に尽力した。この地元大会の開催を契機に他の青少年団体との交流も深まり、海洋少年団活動の活発化と連携が強化された。同大会の経験は平成2年7月同市で再び開かれた北海道大会に生かされ、副実行委員長となり豊かな識見と手腕を発揮して大会を成功に導いた。

また、共同募金活動や大黒島の海浜清掃等の社会奉仕活動を率先して実践するとともに、「海の記念日(現・海の日)」における鼓笛隊パレードの実施など室蘭港を拠点とする活動も活発に実施した。

同9年7月に6年間務めた海洋少年団団長を退いたが、指導者として現在も団員の育成、後進の指導に努めている。

2] 昭和60年4月子ども会やボーイスカウト、ガールスカウト等、青少年団体の横断的な組織である室蘭市青少年団体連絡協議会の副会長になり、リサイクル、郷土などについて意見を交換する子どもシンポジウム、測量山山開き大会などの地域活性化事業の運営に参画し、団体の連携強化と総合的な青少年育成活動の推進にあたっている。

同62年から8年間、同市青少年問題協議会幹事として、青少年の指導育成、保護矯正に関する総合的な施策の樹立と適切な実施のため、豊かな経験を生かした意見を述べ、また平成元年からは市社会福祉協議会評議員となり、青少年の健全育成と非行化防止活動の推進に尽力している。

3] 昭和49年10月以来市視聴覚研修会幹事として技術者の養成、全市的イベントの記録ビデオの作成等に参加、同59年4月からは室蘭ボランティアクラブの会員となり、多年にわたり施設慰問、共同募金、清掃活動など地域のボランティア活動を実践している。

(北海道推薦)

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION