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第二十七回全国少壮吟詠家審査コンクール決選大会実施要項

 

(1) このコンクールは、財団法人日本吟剣詩舞振興会(以下財団と略称)が実施するもので、全国の少壮吟詠家の日ごろの研鑚を競う場とすると同時に、すぐれた少壮吟詠家選出の公の場とし、吟詠の芸術的向上を図り、あわせて吟剣詩舞道の普及振興に資することを目的として、都府県大会で(第一次予選)・地区大会(第二次予選)・全国大会(決選大会)の形式で行われるものである。

(2) このコンクールの参加資格は、財団加盟の各団体・各流・各会所属の吟詠家で吟歴七年以上、指導歴三年以上で、年令が平成十年四月一日現在、満三十五才以上五十五以下(昭和十七年四月二日以後昭和三十八年四月一日以前に生まれた人)で、会長以上の責任者の推薦を受けた人とする。

ただし、平成十年度全国吟詠コンクールに出場申し込みをした人は参加できない。

 

この全国大会は地区大会入選者と第二十六回コンクール全国大会入選者(前回の全国大会入選者は第一次、第二次の予選を受けることなく、次年度の全国大会に直接出場出来る)に限られる。

また、全国大会三回目入選挑戦者特別規定を次のとおり定める。

(イ) 全国大会にすでに二回入選している人(以下少壮吟士準候補と呼ぶ)は、抽選による絶句一題を吟じ、その成績が上位十位以内の入選圏内にあると認められた場合は、出場者吟詠終了後に行われる特別審査に出場する。

(ロ) 特別審査の吟題は律詩課題制とし、出場者吟詠終了後、直ちに行われる五人単位の抽選によって決められたものを吟じるものとする。

 

 

 

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