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3.3.2 日本周辺における燃料消費量

本調査では日本周辺海域を排他的経済水域(200海里以内の水域)と定め、日本と輸出入を行なっている外航船舶が同水域内で消費する燃料の量を試算した。この試算値に前述した国内の燃料消費量を加えたものを日本周辺海域における燃料消費量と考えた。

排他的経済水域内における外航船舶の燃料消費量は排他的経済水域を航行した外航船舶数×200海里×燃料消費率(t/隻)により算出した。排他的経済水域を航行した外航船舶数は平成8年度版港湾統計(年報)に示されている日本国内に入港した外航船舶数を基準とした。入港した外航船舶の船型は主要な港(東京港、横浜港、名古屋港、大阪港、神戸港)の港湾統計に示された船型別入港船舶数割合をもとに配分した。表3.3-19に船種別入港船舶数を、表3.3-20には東京港、横浜港、名古屋港、大阪港、神戸港に入港した1万トン以上の外国商船の船型別入港隻数を示した。

 

表3.3-19 国内に入港した外航船舶の船型別隻数(1996年)

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注:括弧内の数字は各区分における平均総トン数を示す。自航とは自動車航送船のことである。

表中数値は小数点以下四捨五入のため、合計値が一致しない場合がある。

 

 

 

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