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●が今回の測定結果を、△が平成6年の調査を示す。

ガス濃度はすべて13%O2換算値

 

図3.2-114 サイクル機関の海上における汚染物質濃度

 

表3.2-6 定常状態におけるガス性状(4サイクル機関)

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また、2サイクル機関については、平成5年に同一船舶で測定が行われており、両者の比較を図3.2-12に、定常状態における排出濃度を表3.2-7に示した。4サイクルと同様に定常状態における各排ガス濃度は安定していた。前回の調査に対し今回の測定では、SOx濃度が低めである一方、NOxとTHCについてはやや高めであり、ばいじん濃度については大きな差異が見られなかった。これは今回使用している燃料油の硫黄含有率が前回2.26%に対して1.79%とやや低いこと、など使用燃料の差が影響していると考えられた。2サイクル機関と4サイクル機関の比較では、4サイクル機関のNOxが若干高い傾向を示した。しかし、定格出力当たりの排出率は4サイクルで14g/kWh、2サイクルで15g/kWh程度と大きな差異は見られなかった。

 

 

 

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