さらに船舶温室効果ガス排出量等総合調査(環境庁,1995)においては、表3.1-5に示すように、旅客も含めてトンキロ当たりの燃料消費量を算出している例もある。ここでは、旅客1人を60kgとして換算し、人キロ当たりの燃料消費量をトンキロ当たりの燃料消費量として扱っている。計算結果では、旅客における燃料消費量は2桁以上も大きい。これは、表最下欄に示すように平均輸送距離が小さく、近海フェリーなど短距離の輸送が多いことが起因していると考えられる。
表3.1-4 各交通機関における輸送トン当たりのCO2発生量
運輸関係エネルギー要覧 運輸省運輸製作局より作成
表3.1-5 内航旅客および内航貨物の輸送トン当たりの燃料消費量比較例
表中数値は小数点以下四捨五入のため、合計値が一致しない場合がある。 1993年ベース 環境庁の船舶温室効果ガス排出量等総合調査(1995)より作成。 輸送量は運輸関係エネルギー要覧および「'95数字でみる日本の海運・造船」による。
表中数値は小数点以下四捨五入のため、合計値が一致しない場合がある。
1993年ベース
環境庁の船舶温室効果ガス排出量等総合調査(1995)より作成。
輸送量は運輸関係エネルギー要覧および「'95数字でみる日本の海運・造船」による。
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