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このような調査の視点は、これまで比較的個別に進められてきた海洋技術を横断的に活用する考えを導くものであり、新たな方向性を生み出すものと期待される。この視点に立ち、エレクトロニクス、コンピュータ、生命科学、宇宙利用など、現代の最先端の科学技術によって実現されるエレクトロニクス、コンピュータ、生命科学、宇宙利用など、現代の最先端の科学技術によって飛躍的に進むであろう「海洋知識資源開発」として、下記を挙げた。

 

1] 情報通信

・海中コンピュータビジョン

・海中コミュニケーション

・海洋マイクロシステムテクノロジー

・海洋音響学

・衛星システム活用

2] ロボティクス

・海洋ロボティクス

・人工知能システム

・マリンバイオメカニクス

3] 生命科学技術

・材料デザイン

・海洋遺伝子情報資源によるバイオテクノロジー

・海洋性機能性食品・医薬品

4] 海洋生物保全

・海洋生物の回遊挙動

・海洋生物コミュニケーション

・沿岸・遠洋養殖システム

5] 地球環境維持

・大気-海洋-沿岸域システムの観測

・沿岸域環境の保全

・海洋環境修復

・海洋中への二酸化炭素吸収の促進

 

 

 

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