(C) 研究プログラムの分類
イ. 海洋科学(海洋システム、深海・氷海等の特殊な海洋環境、近海域の研究)
ロ. 戦略的海洋研究(沿岸と大陸棚の研究、沿岸工学と天然防岸)
ハ. 海洋技術(海底通信や生物資源等の基礎技術計測や無人システム等の先端技術)
ニ. 支援活動(教育訓練、規格標準化、モデル作成とデータ管理、観測船など)
b. EUROMAR(Development, application and successful exploitation of Europes advanced marine technology having worldwide potemial)
EUが支援する共同技術開発プログラムの一つであるEUREKAプログラムの中の一つであり、MASTなどの他のEUのプログラムに比べて、産業(市場)に密接に関係している。
(a) 目的：ヨーロッパの先進的海洋科学技術の開発、応用、絶えまない市場開発
(b) 近年の重要課題：工場間、研究所間、ユーザー間のネットワークの形成
c. FAIR(Fisheries and aquaculture research)
欧州委員会内の行政組織であり、漁業・水産養殖業を担当している。
(a) 目的：共通漁業政策の維持による研究の促進。
(b) 対象：漁業管理、水産養殖業、製品開発、漁業、水産養殖、海洋環境との相互作用
d. Environment and Climate Program
欧州委員会内の行政組織である科学・技術担当局において管理されているプログラムである。
(a) 目的：
イ. 気候など環境変化が自然環境や社会に与える影響の予測と評価の技術の改善
ロ. 環境のモニターと研究に必要な技術の開発
ハ. 環境の観察と研究に役立つ欧州に焦点をあてた総合的地球環境観測の発展
(b) 予算：914百万ECU(1994年-1998年)
