XML eXtensible Markup Language
SGMLを簡略化し、現在のWeb環境に対応した新しい機能(XLink、XPointerなど)を追加した汎用データ記述言語。SGMLが文書管理だけを対象としたのに対して、XMLはEDI (Electronic Data Interchange)やマルチメディア対応のデーターベース用などにも使わせようとしている。今後、非常に広範囲に使われ産業界全体に与えるインパクトも大きいと予想される。
XPointer
XML文書の構造様式に従って所望のエレメント(タグで囲まれた記述内容)をアクセスするための規約で、多様な指定方法が可能である。
エージェント技術
人間や他のアプリケーションプログラムの代わりに自立的に仕事を行ってくれるプログラム及びそれらをどう構築するか、どう利用するかという内容を含む技術。エージェントに関しては研究が途上の段階にあり、明確な定義はなされていないのが現状である。
オブジェクトウェブ
現在のインターネットの普及と今後広域的に用いられる分散オブジェクト環境を融合したものが、オブジェクトウェブと名付けられている。その実体は現在のところCORBA、DCOM、Javaなどの複合環境であると言ってよい。
オントロジ
元来哲学用語で「本体論」と訳されている。しかし、現在広く利用されていて、いろいろな二ュアンスを持っている。例えば、「ものの定義及びその関係の定義の集合」、「特定分野の用語集」、「体系化された業務知識」など。
活性化モード
分散オブジェクト環境においてはサーバー側(機能提供)コンポーネントは、いつ、どのタイミングでクライアントコンポーネントからサービスを要求されるのかを予測できない。サーバー側でクライアントのために待機している状態を「活性化モードにいる」と言う。