最終年度に向けて残された課題は次の通りである。
1] 分割したくない設計製品の拡張:
現状では艤装品を認識し干渉確認ができる機能を実装しているが、(フラグの立った重要な)区画を認識し干渉確認する機能を追加する。
2] 資源モデル活用:
現状では積み上げの物量を計算するまでの機能を実装した。設計者は最終的に設備仕様と比較する必要があるので、設備モデルを参照し検証する機能を追加する。
3] プロセスモデルとの融合:
3.で記述しているように、複数のアプリケーションの連携を支援する機能としてプロセスモデルがある。初期生産設計アプリケーションはその体表的システムであり、来年度はプロセスモデルとの連携共存を具体化する。