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消防ワイド

 

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・ 郵便車が消防車に早変わり!

仙台市消防局(宮城)

当局の太白消防署に対し、太白区内の各郵便局では、消防活動に関する申し入れを行った。これにより、集配用郵便自動車に消火器を取り付け、郵便局員は集配業務中に火災を発見したとき、消防隊到着までの間、初期消火活動や一一九番通報、避難誘導等の消防活動に協力することになった。

 

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・ 巨大防火凧庁舎に舞い上がる

市川市消防局(千葉)

当局では、新春を飾る防火凧を庁舎に掲出し、市民に防火を呼びかけた。職員手作りの凧は、縦八m、横六mあり、骨組みに竹を使うなど凝ったもの。絵柄には火を吐く竜や消防士をあしらい、火災予防の願いが天まで届くようにと火の用心の四文字が入っており、道行く人の目を楽しませている。

 

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・ ホバークラフトの導入!

流山市消防署(千葉)

当署では、管内の事業所から水難救助活動に役立ててほしいとホバークラフトを寄贈された。ホバークラフトは、1]スクリューが無く浅瀬で運行できる、2]陸地から河川への入水、河川から陸地への上陸、3]運行速度は六〇km/hで、緊急時の水難救助活動での活躍が期待されている。

 

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・ お相撲さんと餅つき大会!東京消防庁 中野消防署

中野消防少年団では、火災予防を願って恒例の防火餅つき大会を署の敷地で実施した。餅つきには地元二子山部屋のお相撲さん(十両・豊ノ海関等四人)が参加し、お相撲さんが振り下ろす力強い杵の音と団員たちの掛け声が署の裏庭に響きわたり、約三時間で四〇kgの餅をつきあげた。

 

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・ 少年団員が拍子木で火の用心!

東京消防庁 野方消防署

野方消防少年団では、火災予防を呼びかける火災予防パトロールを実施した。参加団員は一〇人づつ三班に分かれ、提灯と拍子木を手に持ち「火の元には十分注意して下さい。」と大きな声で自分たちの町の人々に呼びかけた。励ましの声をかけてくれる人も多く、住民の防火意識も強まった。

 

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・ ホテルマンは救命講習修了者!

東京消防庁 浅草消防署

ツアーコンダクターやホテルマンを養成している国際観光専門学校の学生を対象に東京救急協会主催の上級救命講習を当署で実施した。この学校では阪神・淡路大震災をきっかけに上級救命講習を必修科目とし一年生全員が受講している。受講生達は積極的に知識を生かしたいと話していた。

 

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・ 中学生二人に感謝状贈呈!

東京消防庁 本所消防署

当署では、火災を通報し被害の拡大防止と人命救助に貢献した牧純子さんと津山夕樹さんに感謝状を贈呈した。牧さんらは路上で遊んでいると、女性から団地の裏側が火事であることを聞き、場所を確認し一一九番通報を行った。消防隊到着時、煙に巻かれ倒れていた高齢者が救助された。

 

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・ 二台目の防災指導車導入!

川崎市消防局(神奈川)

当局では、二台目の防災指導車を導入した。今回の導入でより多くの市民に模擬地震体験等をしてもらえる。また、持ち運びが可能な一一九番通報装置等を積載し機能のアップを図った。なお、愛称については、一台目の「ぐらぐらっち」の弟分として、「ゆらゆらっち」と命名した。

 

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・ 防火餅つき大会!

須坂市消防本部高山分署(長野)

当分署では、保育園児に防火思想を普及させるため、各保育園で実施している餅つき大会に消防職団員を参加させた。消防職団員は、、ミニ法被を着用した園児と一緒にもち米を蒸し、杵で餅をついた。消防人と日頃接することの少ない園児に防火餅つき大会を通し防火思想の普及が図られた。

 

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・ レーシングコースで出初式!

鈴鹿市消防本部(三重)

当本部では消防出初式を鈴鹿サーキット国際レーシングコースで多数の来賓を迎え開催した。式典では、市長より「地域社会の安全確保と発展のために、これからも尽力してください」との激励があり、その後、大地震を想定した訓練では、県防災航空隊ヘリ「みえ」が空中消火活動を披露した。

 

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・ 親子で濃煙からの脱出体験!

松坂地区広域消防組合(三重)

当本部では、管内の保育で火災発生時の煙やガスの恐ろしさを理解してもらうための訓練を行った。訓練は、遊戯室に煙を充満させ、ビニール袋に最低の空気を確保して一気に通り抜けるもの。訓練に参加した親や保母は、「改めて煙の恐ろしさを考えさせられました」と話していた。

 

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・ 設置せよ火災の見張り番!

丸岡町消防本部(福井)

当本部では(財)日本消防設備安全センターより住宅用火災警報器が送られたため、一人暮らしのお年寄り各戸に煙感知器を設置した。おじいちゃんおばあちゃんは、「これで早く火災を知ることができて安心、これからも火の用心を心掛けていかなければ」と、設置した署員に笑顔をみせていた。

 

 

 

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