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図表3 リーダーシップのタイプ自己診断表

次の各質問をよく読んで、あなたが自分に当てはまると思ったら○印を、当てはまらないと思ったら×印をつけてください。

1. 何か問題が生じた時、いち早くそれに気づき、部下に先んじて自らその問題を解決すべく努力する。

2. 仕事が予定した通りに進まなくても、部下全員が力を合わせて懸命に努力していけば、最後は必ずよくなると考えて決して焦らない。

3. 会議では、なるべく聞き手にまわり、部下の考え方や提案をできるだけ述べさせるようにする。

4. 仕事のやり方について、何か気づいたりアイデアが浮かんでも、部下がそれに気づくまでは黙っている

5. 自分がいなくても、日頃からよく教育してあるので、部下はいつものようにキチンと指示を守って働いていると思う。

6. 仕事を与える時、その目標や期限などをよく説明した上、どうやったらよいかと尋ね、その答えが妥当なら仕事のすべてを任せる。

7. 自分がよく分からなくても、部下が得意とすることがあれば、全面的に信頼して任せる。

8. 部下の様子がいつもと違っていると、すぐに声をかけ、その原因は何かと探りを入れる。

9. 最終案を都下と討議して決める時、すでに自分なりの決定案を持っていても、部下の意見がより優れていれば、あえて自分の案にこだわらない。

10. たとえ部下に嫌な顔をされても、部下の欠点や計画の甘さについては、明確に指摘し、反省を求める。

11. 自分のミスを指摘されると、すぐに理論でその正当性を主張して容易に下がらないが、他人のミスはとことんまで追求する。

12. 部下の性格や能力などに合わせて話し方を変えたり、また部下の主義、主張には充分配慮しながら自分の意見を述べている。

13. 部下同士のトラブルには、なるべく気づかぬ振りをして、できるだけ自然に解決するのを時間をかけて見守るようにする。

14. 日頃から都下育成には力を入れているので、こちらの考え方を押しつけたりせず、なるべく部下に仕事を任せ、分からなくなったら、相談に乗るようにしている。

15. 人々に信頼され期待されると、グループの先頭に立って懸命に動くが、そうでない時は何もせず、ただグループの後についていく。

16. 部下から仕事に失敗した旨の報告があった時は、叱ったりせず、よくその原因を調べて指導し、次回からはしっかりやれと励ます。

17. 部下のほとんどが、上司である自分の指示が正しいと信じているので、少し位、不利であっても、他の部署の助けは求めず、自分の部署内で解決するように努めている。

18. 部下の仕事上のミスにはイライラするが、すぐに自分でやってしまわずに、部下に自分の問題点に気づかせ、再度のやり直しをするように仕向ける。

19. 人の好き嫌いが激しいが、それを抑えてすべての部下に同じように接し、公平に指示、命令を出すように努めている。

20. 自分の意見は常にはっきりと述べるが、それを聴いている部下の態度には充分注意し、誤解しているようなら、再度説明する。

21. 部下に対しては、仕事では厳しいが、仕事外では気楽につき合い、気のおけない上司だと自分では考えている。

22. 自分の間違えや力不足に気づくと、進んで部下の意見やアイデアを求め、事態の収拾に部下に協力してもらう。

23. 部下の優れた考え方に関心しているうちにいつの間にかその考えに左右されている時がある。

24. 会議の席で、部下同士の意見が対立して激しい議論になった時、どちらも傷がつかないように分けて入り、両者の意見を調整する。

25. 自分で正しい、と思ったら、人の思惑にはかまわずに、すぐに実行に移す。

26. 会議などでは、部下の発言を尊重して耳を傾け、少し位、不満でもなるべくそれを採用することによって、部下のヤル気を引き出す。

27. 心の底から楽しくなくても、部下と飲んでいる時は、大いに歌い、しゃべるように努力する。

28. 部下にいったん命令して仕事を任せても、途中で状況が変わったら、その旨を伝えてやり方を変更させる。

29. 自分の指示したやり方で部下が仕事を進めなくても、仕事が完成すればよいと考えて黙っている。

30. 仕事のやり方を間違えて覚えてしまった部下にそのことを気づかせるために、彼を新入社員の指導者に任命して仕事のやり方を研究させ、反省させる。

採点・診断法

答えに○印がついた番号を次の採点表の中から探し出し、再度番号に○印をつけ、ひとつを1点として、A、B、Cそれぞれに合計点を算出する。

 

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