第3回全国ジュニアゲートボール大会が開催されるに当たり、一言お祝いの言葉を申し上げます。
スポーツは、健康の保持増進や体力の向上などの上で、極めて重要な役割を果たしているほか、とりわけ青少年にとっては、仲間との連帯感や協調性を培うなど、心身両面にわたる健全な発達に資するものであります。文部省といたしましても、昨年九月の保健体育審議会の答申を踏まえ、地域社会における青少年のスポーツ活動の環境整備などに努めているところです。
こうした中で、日本で生まれ育ったゲートボールが、年齢や体力に応じて、いつでも、どこでも、だれでもが、気軽に楽しむことができるスポーツとして、幅広い年齢層の方々に親しまれておりますことは、大変喜ばしいことです。
本大会は、次代を担うジュニア世代へのゲートボールの一層の普及振興を図るとともに、ゲートボール競技を通じて相互の友好を深め、心身の健全な育成を目指す、大変意義深いものであります。
全国各地から参加された皆さん、どうか日ごろの練習の成果を十分に発揮され、さわやかな汗を流されるとともに、楽しい想い出をたくさん作って下さい。そして、今後さらにゲートボールを通じて、明るくたくましく成長されますよう期待いたします。
終わりに、本大会の開催に御尽力された財団法人日本ゲートボール連合をはじめ、関係者の皆様方に心から敬意を表しますとともに、本大会の御成功とますますの御発展を祈念して祝辞といたします。
