第3回全国ジュニアゲートボール大会の開催に当たりまして、一言ご挨拶申し上げます。
今日、少子化、核家族化等の家族形態の変化や、近隣社会の人間関係の希薄化など子どもを取り巻く環境が益々難しくなって行く中で、子どもたちが自主性・社会性・創造性を最大限に発揮し健全に成長できるような環境づくりを図っていくことは、我が国にとって最も重要な課題の一つとなっております。
ここに全国ジュニアゲートボール大会が開催され、ゲートボールを通じて、子どもたちが思考力、判断力、表現力などの能力を鍛え、チームワークの大切さを知り、また、全国各地の子どもたち同士が交流できるという機会が設けられたことは、21世紀を担う子どもたちにとって大きな意義があるものと考えております。
本大会の開催にご尽力されました財団法人日本ゲートボール連合の皆様方に敬意を表しますとともに、本大会が、参加する全国各地の子どもたちの成長と友情に大きな成果をもたらすことを心より祈念しまして、私のご挨拶とさせていただきます。