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図1 地震の波の発生源はひろがりをもち、それが大きいと地表にまで顔を出す。

日本の陸域で地震が発生するのは深さ約15kmまで(この部分を地震発生層と呼ぶ)震源域(震源断層)が大きい場合には、その一部が地表に達して、地面に段差を生じたり、道路や水路などを水平にずらして食い違いを起こす(この部分を地表地震断層と呼ぶ)。

 

2 プレート

 

動く日本列島

われわれの生活の場である日本列島は、世界でも特に地殻活動が活発である。地震活動、火山活動に加え、平常時でもわずかづつ地殻変動が続いており、土地の昇降、傾斜、伸縮などが起きている。日本列島周辺には、4つのプレート(太平洋、フィリッピン海、ユーラシア、オホーツク)があり、これらが互いに近づくように運動しているので、プレートの境界とその周辺に位置する日本列島では、様々な地学現象が起こるのだ。

日本のどこで、どのような地震が起こるかは政府の地震調査研究推進本部が公表した「日本の地震活動-被害地震から見た地域別の特徴-」に示されている。

 

海溝沿いの巨大地震

房総半島先端の野島崎、御前崎、室戸岬などや、北海道や東北地方の太平洋岸の一部では、毎年数ミリから1センチ程度の割合で沈下している。これは、フィリッピン海や太平洋のプレートが、沈み込む際に日本列島のプレート(ユーラシアあるいはオホーツクプレート、単に陸側のプレートと呼ぶこともある)を引きずり込むためである。引きずられた日本列島のプレートはある限界に達すると反発し、プレート境界を破壊して跳ね上がり、巨大地震を起こす。地震時には、これまで沈下してきた海岸が急激に上昇して、沈下分を回復する。同じように日本列島は、沈み込むプレートに押されて平常は縮んでいるが、地震時に一気に伸びて回復する。このような行って戻る運動を繰り返している。

 

 

 

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