・照明…むだな明かりは消しましょう。最近の蛍光ランプは寿命が長く、こまめに消す方がお卜ク。白熱電球から電気球型蛍光ランプに変えると、同じ明るさで約75%の省エネになります。
照明器具にほこりや汚れがつくと、明るさが低下します。一年間掃除をしないと、キッチンでは約40%、リビングでは約20%明るさがダウン。買い替えるなら、インバーターがおトク。
【Q-5】蛍光燈より白熱球がすきで、こだわりますか?
・白熱球にこだわらない=30 ・こだわる=4
こだわる人は好みですからしかたがありませんが、まめに消しましょう。
こだわらない人は、すぐにも替えてくださいね。
・テレビ…テレビを時計代わりにしていませんか?見ていないテレビは電気のムダ。
テレビは「明るさ」によって消費電力が変わります。映像調整をすることで、省エネになります。テレビは部屋の大きさにあったサイズのものを選びましょう。テレビ画面が大きいほど、また多機能になるほど消費電力量が増加します。
・電気洗濯機…まとめて洗って、まとめて乾燥。手間も電気もおトクです。
容量の約80%を目安に洗濯物を入れると、半分の容量で洗濯したときと比べて、洗濯物1 kgあたり消費電力量・水量ともに約20%のおトクです。乾燥機は、15%のおトク。
乾燥機のフィルターはその都度お掃除。3〜5回使い続けると、5〜7%効率が低下します。
・電子ジャー炊飯器…ご飯の保温は6時間までに。7時間以上保温しておくと、新たにご飯を炊くのと同じ消費電力量になります。家族やライフスタイルにあったサイズを。
・電子レンジ…電子レンジの消費電力は大きいのですが、使用する時間が短いので意外に電力量は少ないです。ご飯を長時間保温しておくより、冷凍、冷蔵保存して電子レンジで温め直した方がおトクです。
・電気ジャーポット…電気ジャーポットも、わが家サイズを選びましょう。サイズが大きいほど消費電力量も増加します。余ったお湯を捨てているのではもったいないですね。
・掃除機…じゅうたんは1回の掃除時間を長く、丁寧にかけるのがコツ。畳やフローリングは、1回の掃除時間は短くてもこまめに掃除機をかけるのが効果的です。
・温水洗浄便器…使わないときはふたを閉めておくと、ふたの保温効果で便座の表面温度が下がりにくくなります。また、設定温度は季節に合わせてこまめに調整し、長時間外出するときは、便座保温のスイッチを切っておくとおトクです。
・待機電力…メモリーや時計機能、リモコンによる指示待ちなど、その製品を使用していないときにも電力を消費しているもの、それが「待機電力」です。
家庭での全消費電力量の10%台が待機電力といわれています。リモコンからの指示を待っている状態でも、電気が消費されています。テレビの場合は1〜3W、CDラジカセの場合は13〜15W、ビデオデッキの場合は主電源が入ったままだと、使用しているときの約70%の電気を使用しています。
一般的にさまざまな機能がつくほど、消費電力も増加します。自分にはどんな機能が必要なのかをよく考えて、機種を選んでください。省エネルギーの基本は、「こまめ」に気をつけること。そして、省エネタイプの機器の選択にあると思われます。
最後に、
【Q-6】今まで知らなかった、役立つ情報がありましたか?
・あった=38 ・なかった=0