各人が立って1〜10までを発声、それぞれにアドバイスを与えた。
(3) 3:00PMより、スピーチ.コンテストを実施した。
初心クラスより10名、中級クラスより10名を各々入会順の新しい者から選んだ。
『初心のテーマ』 各人が二回出場、行なう事とする。
一回目
「ア」の単音を数回発声する。「数詞」の1〜10までを数える。
二回目
「ア・ア」の二連続音発声と、「数詞」の11〜20までを数える。
『中級のテーマ』 一回のみとする。
「ア.ア.ア」の三連続音発声と、挨拶言葉を五種類、言う事とする。
3名の審査員が、10点満点の採点を行ない、両クラスを合わせて合計点で順位を決め、1〜5位を入賞とした。
久永、松本が講評をした。
2月27日(金)9:00〜13:00
(1) タイ喉摘者クラブ顧問professorビタバシリの研修最終日の挨拶があった。
(2) パネル・ディスカッションが、3組実施された。
第1組
カンチャナブリ病院耳鼻咽喉科 医師 1名
シラジ病院 ENT医師 1名
司会 Mr.トンチャイ
第2組
中級研修生 5名
司会 Mr.ワンチャイ
第3組
久永 進、松本 吉史
司会 Mr.ジャラス
(3) 修了証交付
6. 成果
(1) 全く声が出なかった13名の内、12名の者が発声に成功した。
しかも、このうち8名は、最終日の発声コンテストに出場し、当初から声の出ていた12名と競い、入賞者2名を出した(4位、5位)。
(2) 既に声の出ていたもののうち、12名は吸引法の会得に成功した。
(3) バンコク以外からも、医師2名の参加があり、家族12を含む人たちに、食道発声の周知を図る事が出来た。
(4) 日本大使館と日本人会へも訪問、報告し、喉摘者食道発声リハビリについて周知を図る事が出来た。
〔5〕マレーシア(クアラルンプール)
1. 実施期間
平成10年3月16日(月)〜3月20日(金)
2. 実施場所
マラヤ大学ENT 学部 大教室
Pantai Vallay 59100
Kuala Lumpur Malaysia
3. 派遣指導員
中村正司、久永進
4. カウンターパート責任者
助教授 MOHD AMIN JALALUDIN
5. 参加者
喉摘者 8
指導員 役員 5
医師 18
看護婦 12
ST 3
家族 11
通訳 2
計 59