(6) 派遣指導員やAFLA会長の紹介状などのチャンスを利用して日本大使館から日本人会を紹介してもらうことが援助につながる。
(コーヒーブレクをはさんで再開)
第3号議案 JICA国別コース採用による第3次5ヶ年計画修正の件
* JICAのニュープランを配布し説明、本件承認。
第4号議案 国連経済社会理事会への文書提出について
* 国連NGO 課長Ms.アユーブからのFAX来信を配布し、本件承認。
第5号議案 次回常任委員会開催の件
1997年2月に次回候補地としてマニラがあげられていることを説明、意見を求めた。
* アプロール委員、韓委員ほかの意見により、以下のとおり決定。
(1) 再度ツアゾン委員に開催事態の意向を確認する。
(2) マニラが辞退すれば、次回は中国の北京で1999年3月に開催する。
7. 各国の活動状況報告
○ ネパール
1990年にクラブを結成した。当時は6名でスタートした。現在は40名を越えた。日本へ8名の研修生を送った。帰国後指導にあたっている。
カトマンズ以外に住んでいるものは、交通不便のため十分に活躍していない。
1996年から3年間、デンマーク喉摘者クラブから資金援助をうけた。(合計2万USドル)
○ インド
昨年、3つの都市で研修会を実施した。AFLAと共催した。270名の受講者があった。
ニューデリーを中心にミニキャンプを7ヵ所で開催し、187名の受講者があった。今年初めてJICAへ研修生を送ることができた(2名)。
年間2回、ニュースレターを発行している。
プラン・セトがテキストを書き、発行した。
電気喉頭を作成し、頒布している。安価なのが特長(100USドル)。
昨年1年間の喉摘者数3,300人、そのうち4名は全摘出せず、一部摘出で回復した。
○ 台湾
笛式人工喉頭が約半数を占める。この対策に苦慮している。
○ 中国
再声会法人設立三周年大会は大成功した。有名人の書いた書や画がチャリティーされ、収益が大きかった。前厚生大臣崔さんの書も売れた。
昨年JICAで訪日した二人も帰国後、再声会のリハビリに活躍している。
現在、登録している会員は600名。
○ パキスタン
昨年クラブの選挙があり、会長ナジーブ・カーン、事務長ハワード・ギルが選ばれた。
市民病院にクラブの部屋があり、毎週土曜日リハビリを行う。参加者毎回30名〜40名。
喉摘者クラブは、カラチに3団体、ラホールとイスラマバードに各1団体、合計5団体存在し、その会員数は全部で500名。