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(社福)全国重症心身障害児(者)を守る会

本会は、「たとえどんなに重い障害があろうと生きている、それなりに生き、育ち、伸びるこの子らを生かしてください」との純粋な親の願いから、昭和39年6月に発足し、今日に至っています。

本会の活動は「最も弱いものをひとりももれなく守る」を基本方針に、施設対策、在宅対策の運動を進め、親の意識の啓発と連携を密にするため、現在、全国に支部(35)、準支部(14)を置き、地域活動、施設活動を実践しています。

また、在宅心身障害児のために、昭和44年、東京都世田谷区三宿に「重症心身障害児療育相談センター」を設立、広く療育相談事業を実施するとともに、通園の「あけぼの学園」は、平成元年に東京都から重症心身障書児通園・通所事業として認可され、また、昭和63年には隣接地に建設された世田谷区立三宿つくしんぼホーム(養護学校卒業後の重症児(者)の通所訓練施設)の運営を委託されました。さらに、平成4年8月には東京都立東大和療育センター、平成8年8月より、同園分園よつぎ療育園、10月には西部訪問看護事業部の運営を受託するなど、在宅対策と施設対策の両面から重症児(者)を守っていきたいと思います。

<事業の内容>

I 療育相談

(1) 診療部門(三宿診療所)小児科、精神科、整形外科など医学的診断(レントゲン、脳波等諸検査)、投薬、心理・発達検査、機能訓練、漢方診療などの相談・指導等。

(2) 療育相談部門1]通信相談2]家庭訪問3]巡回療育相談(相談班による地方での療育相談)。

(3) 通園・通所部門1]あけぼの学園、2]世田谷区立三宿つくしんぼホーム。

(4) 一時保護(デイサービス)。

(5) 入浴サービス。

(6) 東京都立東大和療育センター(重症心身障害児施設・適所・在宅援護) 分園よつぎ療育園(外来診療・通所・在宅援護)

(7) 西部訪問看護事業部(東京都西部・多摩地区を対象とした訪問看護事業)

II 指導誌の発行「両親の集い」(月刊)

III 研修

 

 

 

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