効果的な運用は、委託の促進と、委託後のきめ細かなケアワーク、ケースワーク、コーディネーションにかかっている。この報告では、主として行政調査からこれをみてきたが、今後さらに事例調査を通じて明らかにしていきたいと考えている。
<参考文献>
1 三吉 明編 1963 「里親制度の研究」日本児童福祉協会
2 松本 武子 1972 「児童福祉の実証的研究:児童相談所と里親制度」誠信書房
3 松本 武子ほか 1977 「里親制度:その実践と展望」相川書房
4 養子と里親を考える会 1984〜1997 「新しい家族:養子と里親制度の研究」第4、7、13、15、16、20、25、30、31号
5 吉沢 英子 1986 「社会情勢の変化に対応する里親制度の改善方策に関する研究」昭和60年度厚生科学研究報告
6 桜井 奈津子 1997 「東京都養育家庭制度の実証的研究-措置変更ケースの分析を通して‐」1996年度明治学院大学大学院社会学研究科修士論文
7 柏女霊峰ほか 1997 「児童福祉法の改正をめぐって-次なる改正に向けての試案-」日本子ども家庭総合研究所